観劇レポート

【観劇感想②】怒涛の後半30分『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』

さて、昨日に引き続き、『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』のあらすじの沿って全体感想を書いていきたいと思います♪

【観劇感想】トンデモか名作か!?『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』楽しみにしていた『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』ついに、ついに観劇してきました!わたし、他の人の感想はわざと見ないで行ったの...

17キロの崖を登ってジョンに会いに来るタフネスなキスミン

ジョン(瑠風輝)が自室に戻り寝ようとすると、また召使3人組のトム(松風輝)、ジム(実羚淳)、サム(水香依千)たちが世話を焼きにくるが、それを追い払い、一人落ち着いてパジャマに着替えようとしていると、不意にキスミン(夢白あや)の声が!

キスミン「ジョン、遊びにきちゃった♪」

驚くジョン。別に遊びに来るのは良いんですが、キスミンは地下深くに住んでるので崖を17キロも登ってジョンに会いに来たのです!

(儚げで可憐な容姿に似合わず、物凄いタフネスなキスミン(笑)しかも、動きにくそうなオーロラ姫ドレスですよ……。キスミンたぶん、世紀末でも生き残れるニュータイプヒロイン!いやーさすが、パーシーの妹というか、ある種ぶっとんでますな…。)

キスミンは「ダンスを教えて貰いに来た」という。そこで、ジョンはキスミンに、男女二人で踊るワルツを教える。最初、男女二人で踊ったことなかった、キスミンはジョンの真似をしてエスコート側を踊ろうとする(笑)

ジョンが手を差し出しても、同じように反対側に手を差し出すキスミン。

そうじゃない!と悔しがるジョン!空回りが可愛い!(((o(*゚▽゚*)o)))
そして、キスミンがやっとジョンと一緒に踊ってくれて二人のワルツ。これがポスターのシーンですね。

物凄く可愛くちょっと大人っぽく素敵な場面でした!

しかし、距離が近くなりキスしようとすると突然帰る、というキスミン。
キスミンはジョンに向かって「あなた変わった人ね」

(いやいやいや、キスミンの方が変わってますから!と客席が総ツッコミしたはず(笑))

帰るキスミンにジョンが「時々、またキスミンの部屋に遊びに行っていい?」と問うと、キスミンが「たまになら、いいわよ!」と快諾(笑)まあ、17キロの崖を登ってジョンに会いにきたわけですからね(笑)

そして、滑り台で帰る間際にジョンに

「好き!」

と告白して滑っていくキスミン。

(舞い上がるジョン!いやー両方可愛い過ぎる(⋈◍>◡<◍)。✧♡ベッドへ舞い上がってダイブするジョンは等身大の大学生って感じで良かったです。)

パパから楽園を受け継いだパーシー。楽園に縛られた悲哀

そして、舞台は変わり、屋敷の楽園の住人たちがパパ(悠真倫)とママ(美風舞良)を中心にあやしいピラミッドに目を書いた神へ「楽園をお守りください」と祈りを捧げている。

パーシーが黒い騎士の恰好で現れて、パパから剣を受け取り、楽園をパパから継承し、パーシーが楽園の主人に就任。これから命をかけて楽園を守っていくことを誓う。

けど、パパはママはパーシーに命の危険が訪れることは少ないけれど、本当に辛いのは逆に楽園を守るために命を扱う(命を奪う)ことだと伝える。しかし、パーシーはすべてを打ち捨てて楽園のために命をかけることを神の前で近います。

(つまり楽園の秘密を守るために、人をこれからも殺していくという汚れ役を担うわけですよね……結構パーシーがかわいそうに思えてきたシーンでした。楽園の秘密を守っていくという使命を子供のころから忠実に教え込まれて来たんでしょうね。今までの怖いほど落ち着いたパーシーの悲哀が伝わってきました)

キスミンの悲痛な独白

場面は変わって、キスミンが住む地下。キスミンが居なくなったと探す侍女たち。そこへ、ジョンが約束どおり遊びにきて(笑)いなくなったキスミンをジョンは明るい歌を歌って探す!そして、静かに悲しい歌を歌ってたキスミンを見つけ、後ろからだーれだ!をするジョン。しかし、驚いたことにキスミンは泣いていた。

泣いている理由を問うと、はぐらかすキスミン。そしてデュエットでお互いの距離を縮めてキスを交わす二人。しかし、突然キスミンはジョンに「この屋敷から逃げて!」と訴える。

意味がわからないジョンはキスミンに理由を問うと、「夏に屋敷にやってきたお客様は、夏の終わりには居なくなる。殺されてるのだと」驚くジョンに、キスミンが独白する。

(ここから、キスミンがこれまでの屋敷の事情を独白しはじめるのですが、ちょっとオドオドしてたキスミンが、全てを投げ出して全身全霊でジョンに語る姿が本当に凄い迫力でした。夢白あやちゃんも凄い子だな…

これまで同じようなことが子供のころから毎年繰り返されてきたとのこと。知ってて見過ごしてきたキスミンを非難するジョンですが、キスミンは悲痛に今までの苦しみを語ります。

昔、同じ年くらいの女の子がやって来たけど、その子も夏の終わりに居なくなった。殺されたことには気づいていたけど、ただ楽園で生きるために人殺しを見ぬふりをして、心を閉ざしてなるべく人と会わず眠るように暮らしてこと。

楽園はこの世になんてなく、誰かの犠牲の上と痛みの上に成り立つものだと、それを享受してきた自分は愛される資格が無いと。

ジョンはキスミンにも一緒に逃げることを進言しますが、キスミンは楽園を逃げても捕まるし、楽園以外では生きていけないと申し出を断ります。

ジョンは怒った様子で去っていきます。

ジョンが殺される夜

結局逃げず、屋敷に居続けて、ついに夏の終わりの夜がやってくる。召使3人組が、ベッドで眠るジョンに向かって

「一夏限りのお客様なので心の底から尽くした。一夏限りだから奉仕が嬉しい~♪」

と最初の歌をもじって歌います。これが本当に不気味で怖い!殺すのは召使たちの楽しみだった模様……。

やはり、ジョンは殺されるのか!?
そこに、短剣を持ったパーシーが現れる!救世主あらわる!?

パーシー「ジョンは僕ひとりで殺る(ヤル)」

(やっぱ殺すやん!えええええ!?)

疑わしそうな目で召使たちがパーシーを見るが、召使を追い払い、ひとりでベッドに向かっていく。

パーシーは剣を突き立てて、何度もジョンに振り下ろそうとするが、何故か出来ない!できない!できない!

(だって、ジョンを愛してるからね!!!)

絶望して、頭を抱えて座り込むパーシーに、扉の傍からジョンが声をかける。

「パーシー、結局刺せなかったな」

ベッドに寝ていたのは、人に模した荷物だった。

それを見て、自らに剣を突き立てようとしたパーシーをジョンが止めて、一喝!

「楽園なんてなんだ!人の命より大切なものがあるか!」

すると、パーシーが泣きながらジョンが足元に縋り付いて「ジョンは僕の憧れだった!自分だけじゃなく、みんながジョンに憧れていたから一夏だけでも独り占めにしたかった!そして僕の手で殺したかった!だから屋敷に招いた!」と独白。

(!!!!!!殺すつもりで招いたんかい!パーシーの愛が想像以上に重かった((((;゚Д゚))))完全にヤンデレじゃないですか)

楽園への襲撃、そして崩壊

ジョンもかなり引いていると(笑)突然、戦闘機が楽園を襲撃。逃げたパイロットが軍を連れてきて、戻ってきたのだった。ふらっと消えるパーシー。キスミンを探しにいくジョン!

監禁されてたパイロットたちが反撃。楽園の乙女な侍女たちを一部のパイロットが止めるのも聞かず、ゲスく襲おうとする。ゲスの中に希峰かなたくんがいて、流石ゲス役が似合ってると納得!(え)

愛海ひかるくんもいて、可愛い顔に似合わないゲス顔がこれまた良い!(笑)しかし、そこに爆撃で暗転

広間ではパパとママや楽園の人たちが怪しい三角ピラミッドの神様に助けを乞い祈りを捧げている。ジョンも現れて祈り、パパが狂った様子で金をばらまきながら、神に金で交渉しようとしてる!もうカオス状態!そこに、爆撃が来て暗転。

キスミンを探しまわるジョン!そして……ジョンはキスミンを見つけて屋敷を脱出!意識を失ったキスミンを背負って荒野を歩く。

(ジョンがキスミンを背負う姿が本当にたまらんかった!美しい並び過ぎる)

意識を取り戻したキスミンは、パパとママ、パーシーの生死を問うが、ジョンはわからない…と。
キスミンだけを助けるのに必死だった様子。しかしきっと無事だと励ます。

(あのパパ、ママは死なないでしょう、たぶん(笑))

屋敷は無くなり、ジョンはこれからキスミンと外の世界で一緒に生きていこうと歌う!
貧乏で自由だというキスミン。しかし、自由は勝手気ままでなく、お金を稼いで暮らしていかなければいけないという現実を教える。

不安はあるけれど、二人でこれから外の世界で生きていくことを誓い、希望を二人で歌いながら

<THE END>

以上、あらすじでした。そして、感想①の最初の顔になるわけです。

( ゜д゜)ポカーン

最後の30分、急変過ぎるだろう。そして、トンデモなのか物凄く壮大な名作だったのか…よ、よくわからない!?となるわけです(笑)

あと、原作の小説を読んでないからかもしれないのですが、毎年夏にお客様を招いてそれを殺す意味がよくわからず…。

神への捧げもの?それとも楽園内の人々の結束を高めたり、平和な楽園内の娯楽の一部だったりしたのでしょうか……。まあ、真の楽園なんかではなく歪んだ楽園だったというのは理解できます。

けど、富と幸福の話など木村先生らしく、カタルシスのある作品であったと思います。

ちなみにSAKUママ(ファン歴58年)は本作品の脚本もさすが木村信司先生!ストーリーが一見わけわからないけど、ちゃんと土台があって素晴らしい!と絶賛しておりました。また、宙組生の高い技術も絶賛しておりました!

わたしも、宙組生の実力の高さにびっくりしてしまいました。みんな凄かった!

そして、エンディング。男役の黒燕尾での総踊り、圧巻でした。娘役も登場し、大人っぽく踊りあげる。

もえこちゃん、こってぃ、ジム役の実羚淳さんの3人が踊るんですが、今まですいません、実羚淳さん知らなかったんですが、素晴らしい踊りでした。

SAKUママに聞いたら実羚淳さんが踊りの名手だということもお前は知らないのか、と無知呼ばわりされました(´;ω;`)今後ちゃんと覚えます。

デュエットダンスはすみれ色の衣装でもえこちゃんと夢白あやちゃんのデュエットダンスも美しかったです。

エトワール的な役は、瀬戸花まりちゃんが務めており、また迫力ある歌声を披露してました!

以上、あらすじと感想を交えてお伝えしましたが、まだまだ語りたいので(……)キャスト別感想も綴りたいと思います!

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